ゆっくり元気になるということ その2
ゆっくり元気になるということ その2


ゆっくり元気になるということ その2


ゆっくり元気になるということ その2


 春先の「冷えとり湯治」開催時、参加いただいた方々との雑談タイムに「不調」の話が出ました。頭痛、痛み、疲労感など、出るわ出るわ!一見元気そうに見えてもみんな色々抱えているのですね。
 今回のゲスト、文筆家で冷えとり歴二十年余りの青木美詠子さんや冷えとりインストラクター前田由紀枝さんが体を整える半身浴の仕方や寝る時のあたため方など丁寧にアドバイス下さいましたが、参加者の方から「じゃあどの位で効果が出ますか?」という問いにお二人曰く「人によって違うけれど早くて半年、大体二~三年位かな」とのお答え。一瞬「えーっそんなに時間かかるの!?」という感想がもれました。でも時間をかけた分、未病体質のベースができるのだそう。数年前ギックリ腰に見舞われた前田さんもブロック注射に頼らずこんにゃくを熱々に温めた「こんにゃく湿布」で約一週間後に復調、その後再発はなく過ごしているとのこと。またつい先日は鳴子の老舗宿の女将からこんな話を聞いたばかり。肩が痛くて腕が動かせなくなってしまったお客様が湯治を初めて一週間、腕が上がるようになり、さらに一ヵ月後にはキャッチボールができるようになって帰られた、と。ウソのような現象ですがホントの話。温めて自然治癒力というのを引き出せたのですね。

ゆっくり元気になるということ その2


ゆっくり元気になるということ その2


ゆっくり元気になるということ その2


ゆっくり元気になるということ その2


 でもヒトは機械じゃないから、不調は急には治らない。一見面倒だけれど、「ゆっくり元気になるということ」はあとから振り返れば実は大きな前進になるのかもしれません。今はちょうど一年の折り返し地点。これからまた始まる忙しい後半戦にむけてちょっとひと休みしませんか?

ゆっくり元気になるということ その2


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鈴木美樹/鳴子温泉郷「さとのわ」主宰。湯治文化に魅せられ、2010年に東京から宮城県鳴子温泉郷へ移住。「湯治」を現代の都市生活者に向けて再発信する「温泉マルシェ」のほか、里山の素朴であたたかな料理を地元のお母さんたちに教わる「里山ごはん食べに行こう」、森林インストラクターと歩く「五感を呼び覚ます森歩き」など、心と体を癒すプログラムを企画、運営。
http://hibionon.com


   
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