アーティチョーク
アーティチョーク


初夏の農園でひときわ存在感を放つアーティチョーク。イタリアでは季節の移ろいを知らせる伝統野菜。開花前のつぼみを食する。可食部分はごくわずか。幾層にも重なる皮をむき、ようやく「大地の恵み」に出合える。火を通せば芋やゆり根に似た食感に。禾食やの提案は、クリーミーなフレッシュチーズとともに。レモン汁を加えた湯で茹で、オイル漬けしたアーティチョークをタレッチョチーズと味わう。濃厚なコクとねっとりとした舌触りが深い余韻を残す。オイル漬けなら長期保存も可能。パスタに加えたり、デップにしたり。いつでも旬の恵みが堪能できる。

アーティチョーク


アーティチョーク


禾食やのかたち
この土地で食を創る意味

アーティチョーク


禾食やが常に問いかけていること。
私たちは土を耕し種を播くだけ。あとは土という皿の上で料理されていく。
「禾」は穀物の総称。いわゆる農の象徴。
その土地でとれたもので「食」を創り、それだけにはとどまらず未来へとつなげ、まだ続きがあるという意味の「や」。
未来の子どもたち、そして地域に元気を与える存在、女性が憧れる農業を目指すには、この「や」が大きなカギとなる。
禾食やを中心に人が集まり、出会いが生まれ、思いを表現し発信していく。
地に足をつけ、その場所、そのフィールドで日々の生活を創り上げていく。
もっともっと足下の宝を見つけたい。
〝本当の豊かさ〟とは何だろう?
その答えを導きだすことのできる禾食やでありたい。

アーティチョーク


イタリア伝統野菜栽培と米づくりのかたわら、キッシュやタルトなどイタリア総菜を販売している。

住所/宮城県遠田郡美里町北浦字道祖神16-2
電話/0229-34-3865 https://www.facebook.com/kajikiya


   
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