イタリアントマト
イタリアントマト


数ある品種のうち、楕円型で甘みが強いサンマルツァーノ種がもっともポピュラー。缶詰などにもこの品種がよく使われている。生食だと酸味が勝ちすぎるが、火を入れると一変。酸味が薄れ、甘みと旨味がぐんと引き立つ。果肉は肉厚でしっかり。種の周りのゼリー部分が少ないため水分も出にくい。この点も加熱料理に適する理由。

イタリアントマト


イタリアントマト


イタリアントマト


素材を生かすなら、トマトソースが一番。皮を湯むきしたらガーリックオイルで炒め、適度に煮くずれしたところで太めのパスタと合える。シンプルだけど奥深く、さわやかな余韻に包まれる。水を減らし、その代わりにトマトを加えたカレーもまた絶品。

イタリアントマト


禾食や:齋藤貴浩・夕香理
イタリア伝統野菜栽培と米づくりのかたわら、キッシュやタルトなどイタリア総菜を販売している。
住所:宮城県遠田郡美里町北浦字道祖神16-2 電話:0229-34-3865 https://www.facebook.com/kajikiya


   
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