宮城県産牡蠣の風味を
ギュッと閉じ込めた感動の味
宮城県産牡蠣の風味を
ギュッと閉じ込めた感動の味


 世界中に名の知られた牡蠣養殖のパイオニア・宮城新昌氏(1884~1967)。
 かつて宮城氏が創業した養殖事業の会社が、時代とともに変化を経て続くのが、牡蠣の加工を専門とする「三養水産株式会社」(宮城県石巻市)です。他とは一線を画す技術をもつ同社の代表商品「牡蠣のくん製オリーブオイル漬け」を口にした時、今まで体験した事のない感動を覚えました。

宮城県産牡蠣の風味を
ギュッと閉じ込めた感動の味


宮城県産牡蠣の風味を
ギュッと閉じ込めた感動の味


 今回はこの「牡蠣のくん製オリーブオイル漬け」の加工場へお邪魔してきました。
 まずは三陸の海で育った栄養たっぷりの牡蠣を剥く作業。一見簡単そうに見えますが、身を傷つけないよう細心の注意を払いながら行う熟練の技なのだそうです。作業中はわざと海水を使用し、なるべく育った環境に近い状態で品質を維持します。
 大きさを選別した牡蠣はさくらのチップでじっくり燻製タイムへ…。一方、ガーリックを入れた上質なオリーブオイルはじっくり低温で火入れし、燻製が出来上がるのを待ちます。
 いよいよ、仕上げの瓶詰です。燻製された牡蠣を瓶詰し、香草のタイムを振りかけて、火入れしたオリーブオイルを注ぎ、牡蠣にしっかりと馴染ませれば「牡蠣のくん製オリーブオイル漬け」の完成です。

宮城県産牡蠣の風味を
ギュッと閉じ込めた感動の味


 見ていた限り、牡蠣を剥くところから始まり最後の瓶詰まで、一つ一つ手作業でした。機械を使った大量生産では味わえない、あたたな手仕事で作り上げる美味しさが感動を呼ぶのだと実感しました。ガーリックが溶け込んだオリーブオイルと凝縮された牡蠣の風味は、ワインやバゲット片手に食べたらもう止まりません。やはり、宮城の牡蠣は美味しいと口にするたび実感します。

M Pantry
MIYAGI, MATSUSHIMAの頭文字Mと、食の貯蔵庫Pantryから名付けた店内には、宮城県自慢の牡蠣を使用したオイスターソースや、郷土のお惣菜「しそ巻き」、皇室献上実績のある東松島市大曲浜産の初摘みのりなど80品ほどの商品が並ぶ。
住所:宮城県宮城郡松島町松島字仙随10 電話:022-349-5141 http://mpantry.jp


   
Film Arrange Egg

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